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受付時間10:00~19:00
※レッスン中は出られない場合があります
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これからピアノを始める時にどこでどのような楽器を購入したらよいの? 電子ピアノの価格ってどの程度?
ピアノの知識がない人にとって素朴な疑問ですよね。
ピアノの上達に欠かせないピアノという楽器。
後悔しないピアノ選び、Vol.3は販売店、製造メーカー、予算設定についてのお話
ピアノにはグランドピアノ、アップライトピアノ、電子ピアノがあります。それぞれの形や特徴についてはこちらをご覧ください↓
アコースティックピアノ(本物のピアノ)が望ましいのですが、住宅事情や価格事情で電子ピアノの購入を考えたらこちらをご覧ください↓
後悔しないピアノ選びVol.2 電子ピアノ購入チェックポイント
近年、電子ピアノはめざましく進化して、かなりグランドピアノの音や鍵盤の感触に近づいています。
特に鍵盤の重さについて、グランドピアノと比較しても違和感がないものが多くなりました。
またペダルについても10年前のモデルでは踏むか踏まないかの2段階の機能の物が多かったのに対して、現在では低価格帯のモデルにもハーフペダル対応の機種が多くなりました。 ※ハーフペダルについてはVol.2をご覧ください
【電子ピアノを購入を考えたら】
楽器設置場所を決めておく
小さなお子さんがこれからピアノを始める場合、家族がいるリビングが望ましいです。
ピアノを始めたばかりのお子さんが自力で練習はかなり難しいでしょう。練習ができるようになっても、ご家族が成果を聴いてあげることは大切。家族が集い、お家の方の目が届くリビングが最適かと思います。
また設置スペースは、幅150㎝、奥行き100㎝ほど。楽器本体が幅135〜145㎝、奥行きは50㎝ほどです。イスに座って圧迫感がないスペースの確保が必要です。
【購入場所に足を運ぶ】
1.まずは楽器メーカー専門店
ゆうまいピアノ教室は千歳市にあり、これを読んでくださっている方も多くが千歳市の方でしょう。
購入場所に行ってその場で即決せず、楽器購入のために3日間ほど費やし、説明を受け、ある程度ピアノについて知識を得てじっくりと考えることが望ましいです。
千歳では品揃えが少ないので札幌まで足を運んでください。楽器店のスタッフの多くがピアノ経験者です。専門知識も持っていらっしゃいますので説明を受けるとよいです。
国内の主な電子ピアノ製品メーカー5つ
•YAMAHA(ヤマハ)
•KAWAI(カワイ)
•CASIO(カシオ)
•Roland(ローランド)
•KORG(コルグ)
このうちYAMAHAとKAWAIの2社はアコースティックピアノの製造メーカーで、CASIO、Roland、KORGの3社はピアノにおいては電子のみ製造しています。
YAMAHAとKAWAIは札幌駅近くに直営店があります。あとの3社(CASIO、Roland、KORG)の専門店は北海道にはありません。
•ヤマハミュージック札幌店↓
•カワイピアノ札幌店↓
予算は決まっていなくてもかまいません。むしろ決めない方がよいと思います。「予算を決めるための下見」と伝えればよいのです。
確認ポイント
•88鍵盤あるか
•ペダルが本体と一体になっているか
•ハーフペダル対応か
•演奏時、鍵盤に圧力をかけても揺れがない安定した形状か
•表示価格に高さ調整ができるピアノ専用のイスが付属されているか
•配送料、設置料、配送スケジュール、アフターサービス
•スピーカーの数→できれば4つ以上
•木製鍵盤か樹脂鍵盤か→できれば木製
プラスαでスマホやタブレットとBluetooth接続ができてピアノのスピーカーから音楽が聴ける機能はピアノを弾かないご家族の方も楽しめます。
また、音色やメトロノームなどを操作するタッチパネルがありますが、低価格帯では操作ボタンを押しながら鍵盤を押すなど操作が複雑になる傾向にあります。せっかく機能が備わっていてもお子さん自身が操作できなければ使わないままになる可能性もあります。
ゆうまいピアノ教室(千歳市)では、ご家庭での練習にメトロノーム(一定のテンポで正確な拍感を教えてくれる機能)を使用するようお伝えすることがあります。
メトロノームのテンポ設定が可能で、お子さんでも操作できるものが望ましいですが、数千円で別途メトロノームだけ購入することも可能です。
そして肝心などれだけアコースティックピアノの音に近いかですが、たくさんの楽器が並び、他のお客さんもいる状況の中では価格帯ごとの音色の違いを感じ取ることは難しいかもしれません。
筆者であるゆうまいピアノ教室(千歳市)の指導者の感想としては、10万円の電子ピアノは硬い感じのクリアな音色。価格帯が上がると少し柔らかみが出てまろやかな音色になる印象でした。
わずかな音色の差ですが、購入した楽器でこれから先、練習を重ねていくわけです。
10万円の楽器で練習すれば10万円なりの耳、20万円の楽器で練習すれば20万円なりの耳ができるということ。
質のよいピアノで練習すると表現力が豊かになります。アコースティックピアノ、グランドピアノが最もよい理由はここにあります。
楽器店を訪れるとかなり予備知識ができるでしょう。
2.CASIO、Roland、KORG製品も検討するならショッピングモールに入っている楽器店や家電量販店
家電量販店や、ショッピングモールの中の楽器店(札幌市内に島村楽器が何店舗かあります)にはYAMAHA、KAWAIの他にCASIOの製品や、大きな家電店であればRolandやKORGの製品も販売されています。
家電量販店では専門知識を持っているスタッフがいらっしゃる確率は低い。
一方、島村楽器であればスタッフの説明を聞くことが可能です。ただ、ショッピングモール内が雑然としているので満足のいく試弾はしづらいかもしれません。
家電量販店では、値引きを期待される方もいらっしゃいますが、電子ピアノは値引き率が低く、値引きの対象外のこともあるので基本的には定価購入と考えておいた方がよいと思います。※YAMAHAの製品はどこで購入しても定価
3.オンラインでの購入
オンライン購入も1つの方法ですが、信用できる業者を選ぶ難しさ、アフターサービス、配送時の梱包状態にも不安があります。そして設置は購入者ご自身でですることになります。
長く愛用するものなので、練習する人がワクワクするような外観、色味も大切。現物を見て購入することをおすすめします。
4.中古品
電子ピアノにも中古品があります。
一般的に修理のための部品保存は8年間です。購入後、数年で保証も受けられない、修理できないという可能性があるので、これからピアノを習おうというお子さんは新品のものをおすすめします。
もし中古品を購入するならば製造5年以内のもの、そして信用性の高い、楽器専門店での購入がよいでしょう。
楽器購入のために3日間ほどかけるといくつかのメーカーや楽器店をまわると予算が定まってきます。20万円ほどの予算があれば音色、鍵盤のタッチ、そして満足できる機能が備わった楽器になるかと思いますが、そこがない場合、どの機能を削っていくか、あるいはもう少し待って貯金するのか、考えが定まってくると思います。
次回は、ご家族が使用していた電子ピアノをお子さんが使用する場合について、ピアノレッスンを始めるにあたり用意していただきたいもののお話
ゆうまいピアノ教室(千歳市)ではピアノ購入のアドバイスができます。まずは体験レッスンから↓