当ピアノ教室の方針

ゆうまいピアノ教室（千歳市）の４つの方針をご案内します。

①「否定しない、批判しない」を基本に、生徒さん自身の考えを引き出すことを大切にします

自身の思いを伝えることが苦手だった幼少期の経験から、生徒さんの考えを大切にしています。
例えば、数週間練習していない様子の生徒さんに、次は必ず練習しなさい！と言ったら多くの生徒さんは練習してくると思います。それは先生に言われたからであって自ら練習をしようと思ったわけではありません。その背景にある練習ができない理由を聞きます。

正論や一方的な物言いは時として相手を否定してしまうこともあります。その結果、生徒さんは委縮してしまう、または心の壁ができてしまうかもしれません。改善したいことがある時、そのことについてどのように考えているのか、イエスノーだけでも自分の考えを伝えられるよう導きます。

幼稚園年中5歳Aちゃんの5回目のレッスンでの出来事

② 生徒さんの気持ちに寄り添います

生徒さん、そして保護者の方とのコミュニケーションを大切にしています。
生徒さんに関心を持ち、その人の良いところ、見習いたいところを見つけます（先生も生徒さんを見習うことがけっこうあります）

嬉しかったことを報告してくれた時には共に喜び、お友達とケンカした話をしてくれた時には「嫌な思いをしたのだね」と受け止めます。

また、ピアノの練習をせずにレッスンを受ける後ろめたい気持ち、習ったことを質問されて答えられなかった時の焦り、練習したのに思うように弾けるようにならなかった時の悔しさ、など言葉にできない生徒さんの表情を見て気持ちを察する努力をしています。
気持ちに寄り添ってもらえた経験から、生徒さん自身が気持ちに寄り添える人になれることを願っています。

③ クラスコンサート、発表会を通して最後までやり抜く力を育てます

音楽は楽しいものですがレッスンでは常にできないことへの挑戦です。時には投げ出したくなってしまいたくなることもあります。発表会では練習計画表を用いていつまでにどこまでできるようにするのか考え、予定通りに進まなかった時にはどのように計画を修正するのか、ともに考え実践していきます。そのプロセスを経験し、あきらめずにやり抜くことを評価して自信につなげます。

ピアノを習い始めて9ヶ月　小2のAちゃんの発表会の曲選び

全28曲のクラスコンサート　みんな一歩成長しました！

④ あいさつ、マナーなどお子さんが成長する上で大切なことを教えていきます

当教室ではレッスンを始める時に「おねがいします」、終わる時に「ありがとうございました」と言おうねと伝えています。はじめは先生に言わされているだけでしょう。高学年、そして社会人になった時に自発的に「ありがとう」を言うことができる大人になってほしいという願いを込めています。

また、教室の中の物を勝手にさわらない、トイレを使用したら次の人が気持ちよく使えるように整えるなど人の家でのマナーを教えます。
教室の生徒さんはあいさつ、そしてお月謝は両手で持って「お願いします」と言って渡すことができます。