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受付時間10:00~19:00

※レッスン中は出られない場合があります

ピアノ歴2年、小6のYちゃん これまで使用していたテキストでアドバイスレッスン

お盆休みが終わり、さあ今日からレッスン!という日。転居で千歳市に来た小6のYちゃんが体験レッスンに来てくれました。

これまでに習っていた教室では、Yちゃんの希望でコンクールに向けて取り組み、連弾(2人並んで1つの曲を演奏するスタイル)で予選を通過、本選を終えてすぐに千歳に転居となったようです。

体験レッスンの1ヶ月ほど前に、お母さまからLINEで「コンクールに向けてレッスンしてもらえる教室でピアノを継続したい」と体験レッスン希望のご連絡をいただきました。

他の先生に習っていた方の体験レッスンでは、直近に取り組んでいた曲の演奏を聴かせていただき、その曲についてのアドバイスや、次の曲を一緒に実践したりして、これからのレッスンに繋げていっています。

直近まで連弾コンクール曲に取り組んでいたことを考え、演奏曲を聴かせていただくのではなく、これまで使用していたハノン(指の訓練を目的とした教本)とブルグミュラー25番の練習曲(ブルグミュラーが作曲の音楽性と技術を身につける教本、作品集)を、どのように指導しているかをお伝えするレッスンにしようと考えました。

あいさつの後、さっそくピアノの前に座り、まずはハノン

スタッカート(音を短く切って演奏)の弾き方について

「跳ね上がるように切って弾く」だけでなく、1音1音を離して弾く、など曲によっても弾き方が変わるよ!と伝え、実践

2通りのスタッカートで弾けたね!

ブルグミュラー25番の練習曲の中から、1.素直な心 2.アラベスクについて

左手ハーモニーの進行は、広がり、高揚、落ち着きを意識して、その気持ちになって弾くといいよとアドバイス

声をかけながら弾くと…

ハーモニーに抑揚がつきました

右手のメロディーの長いスラーの演奏のコツを伝え実践

表情豊かになったね!

アラベスクについても表現方法をアドバイス

あっという間の30分

体験レッスン後、Yちゃんとお母さまと主にコンクールについてお話しを伺い、教室の考えなどお話ししました。

通常、コンクールへの参加は先生の方から生徒さんへ声がけすることが多いのですが、時々生徒さん本人がコンクールに出たい!と言ってくることがあります。

低年齢の子は慎重に考えなければなりませんが、これまでの経験上、自らコンクールへの参加を希望する人は、向上心を持って最後まで練習を積み重ねていく気力を持っています。そして指導者の言うこと、改善点、練習方法などをしっかりと捉えて自分に課すことができます。

Yちゃんも自己鍛錬できるすてきなお嬢さんなのだと思います。

ゆうまいピアノ教室(千歳市)では「コンクールの結果ではなくコンクールへ参加したことで培った技術、表情力、そして精神力をその後に繋げていくこと」が大切だと考えています。大事なのは結果より過程。

ピアノに限らず、小学生、中学生前半くらいまでは成功体験を積ませてあげたい。しかし失敗も大切な経験。中学生後半くらいからは成功、失敗、さまざまな経験をすることで身も心も強くなってほしい。社会人になって心折れることのないよう、色々な経験をしてほしいと思っています。

ピアノの世界ではコンクールがよい経験となってくれるでしょう。

ピティナコンクールのように歴史ある全国展開のコンクールもあれば、最近ではブルグミュラーコンクールなど選択肢のある課題曲1曲で、他の曲のレッスンも進めながら取り組めるコンクールもあります。

Yちゃんもご家族もピアノという習い事を真摯に考え、遠方から転居して間もなく体験レッスンに来ていただき感謝するとともに、ピアノ愛好者が千歳に増えてよかった♡

ご縁があれば嬉しいです。

ゆうまいピアノ教室ではコンクール参加にも対応しております。体験レッスンはこちらから↓

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